文学新人賞への応募 友人との絶交


久しぶりにブログを更新する。今までライフワークの一環としてブログを続けてきたけれどステップアップの時期がきたんだな、そんな風に感じている。というのも、10、11月と文学新人賞の応募があったのだが、これに挑む意欲とそれに適う力がようやく私にも備わりつつあるようで、稚拙ながら2作を完成させ応募することができた。応募作制作のためブログの更新ができなかった。そして、作品を書いていく中で、作品執筆こそ日課になるべきだと感じた。この意欲が衰えぬうちに継続して文学賞への応募を企てている。こうしていまブログを綴っていると、リラックスした気持ちで書ける、書くという喜びを思い出させてくれるいい契機だと思えるが、これは今までになかった感覚だ。

この2か月大きな変化がいくつかあったので、近いうちにブログに書こうという気になるだろうが、今はその気にならない。ただ、一つだけ書いておきたいことがあるので書いておく。

友人の一人と絶交をした。おそらく絶交なんだろうと思う。率直に私が関わりたくないという思いを伝え、それ以降一切いかなる形でも接触していない。私は、去る者は追わず、来る者は拒まずという性格というか、基本的にものごとに対して執着がないので、親しくも、気に入ってもいない人間と平気で付き合うことができ、それでよく相手からはよく思われることがある。当然、好きもないので嫌いもない。誰とでも、おそらく平等に接することができて、そういう点ではとても人生は生きやすい。人間関係に悩んだり、苦しんだりしないからである。ただ、この友人に関してはとりわけ、狂気じみたところがあって自分にはデメリットが多いなと以前から思いつつ付き合っていた。損得で人と付き合いたくないので、私はあまりそうした価値観を持ち込まないようにしているのだが、あまりに私が気分を害される場面が多かったので、敬遠しがちではあったが、私の表面上の人のよさからか関係性が悪化するどころか好転し始めていた。そしてこの度、これはとりかえしのつかない事態を招きかねないと身の危険を感じた私は関係の解消を宣告した次第である。とはいえ、これで相手が何か感じてくれればいいとの期待もあったが、残念ながら彼は何も変わりそうにない。家族でも、恋人でも、友人でも、それがよくない関係性であれば解消してしまえばいいと思う。とてもすっきりとして、身も心も軽くなり、他のことに時間と心を遣うことができるようになるからだ。
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「音泉リビング パラゴン」 名機と名作に囲まれて


せっかくいい宿に泊まったのなら、宿だって満喫したい。温泉、部屋、そして食事。これらを楽しむのは当然なのだが、私は館内の散策も欠かせない。ロビーや渡り廊下、書庫やギャラリー、談話室などそれぞれの宿に館主自慢のスペースがきっとある。孫九郎では間違いなくこの「音泉リビング パラゴン」だろう。

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奥にみえるスピーカーが名称の由来となっているJBL社のParagonというスピーカーで名機として知られるが、残念ながら現在では製造されていない。私は少しオーディオに興味があるので、まさかこんなところで歴史的名機に出会えるとは予想もしていなかったが、非常に感動した。その音質はというと、のびやかでやわらかな心地いい音色を醸し出し、このときはJAZZが流れていたが、とても心地いい空間を演出していた。見た目も貴重な工芸品のようなたたずまいでvery good!アンプに目をやるとMcIntosh社の真空管アンプでこれがまたオシャレでカッコよくてたまらない。この音を聞きにまた宿泊したいくらいである。

手前に見えるラウンジチェアは名作中の名作「イームズラウンジチェア」で版権が切れているため価格帯はピンキリのようだが座ってみて上質な感じがしたのでいいものだろう!これは全く若輩の私の主観なので参考にならないが、私は心地よくこの椅子に包まれて時を過ごした。置いてあるソファやテーブルは飛騨高山の家具「柏木工」で製造されたものが多く、どれも洗練されたデザインとすぐれた質感を備えたものばかりで、大いに魅了され、翌日高山市内にある柏木工ショールームに足を運んだ。いつかこんな空間を自宅につくりたいものである。
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気分と賢く付き合う


同時に二つのことができるほど私は器用でないし、ただ日々の生活を送るだけでも疲弊してしまう精神状態なのでブログからは徐々に遠ざかっていくことになるだろうと思っていた。作品のことが気になり、正直ブログの方は段々と関心が薄くなっていった。以前は毎日アクセス数を確認して、一喜一憂していたものだが、今はどうでもよくなってしまった。昨日”きっとまったく更新してないからアクセスが激減してるんだろうな”と思って確認してみると、減ったことは減っていたが、思ったよりも元気に?やっていた。ブログは頻繁に更新して、続けることがアクセス数を増やすポイントらしいが、それは間違いないこととして、そうやって続けてきたものであればたとえその頻度が落ちたとしても無に帰するほど残酷な構造ではないらしい。今後も細々と続けていこうと改めて決意した次第である。

読書、ブログ、文学賞への挑戦、この歩みは偶然であろうか、必然であろうか。私は常に作品としての執筆を意識していたことは確かなことで、そこに向かって歩みを運んできた結果とすれば当然であろう。ただ実感として思うのは、人が気分に左右されながら日々を過しているということで、読書がしたい気分から、ブログを書きたい気分になって、応募作を作ってみようという気分に変わっていったということで、私がこうしたいと思ったからそうなったのではなく、私がそうなっていたから、こうしたいと思ったのである。漠然と自分がなりたい状態というものを描きながら日々の気分に従って生きることで―気分に抗うことは可能だが、気分は常に前提として私に用意されている―その状態に近づくようだ。ゆえに、文学賞を取りたいだとか、その後作家として活躍したいという気持ちがあるわけでなく、今は気分的に文学賞に作品を応募してみたいのであってそれを終えた時、私がどういった気分であるのかは不明であるし、なにをやろうという気になっているかは予想できない。ここ数か月でそんなスタイルが自分に合っているのではないかと思うようになってきている、気分に合わせた目標設定をし、それに向かって努力を続け、それを果たした後、そのときの気分に合わせてまた目標を立てるという繰り返しである。少なくとも、こうしたテクニックによって思い悩むという事態に落ち込まずに済んでいるようにも思う。資格受験、作品賞への応募、次なる目標は?あと一か月目標に向かって日々過ごすのみである。
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おいしいコーヒーを求めて スターバックスコーヒー「パイクプレイスロースト」  


10年くらい前の話になる。高校の校門約300mほどのところにスターバックスコーヒーがあった。田舎から都会へ出てきた私には初めてのスタバの店舗で入る勇気もなければ、ゆっくりとお店でコーヒーを飲むという習慣もなかった。ただ漠然と憧れと興味はあった。蓋つきのデザインを施された紙コップのテイクアウトやマグカップでコーヒーを味わいながら、ガラスケース内の充実したスイーツやフードを楽しむことができる。おしゃれに感じたのはそのネーミングで、サイズ表記が、S・M・Lではなく、ショート・トール・グランデという聞きなれないものだった。これも実はシアトル的おしゃれであって、我々日本人があえてお手洗いをトイレと表記する感覚のようである。

高校2年の夏休みも近いある日、同じクラスのIが透明なスターバックスの容器にはいった白っぽい抹茶色のシェイクのようなものを食べながら、朝、登校してきた。私は彼のところへ行ってそれはいったい何だと聞くと、抹茶フラペチーノというものだった。要は刻んだ氷を混ぜ込んだシェイクのようなもの。私は甘いものも、冷たいものもあまり好きではないが、スターバックスを飲んでみたいという気持ちがあったので、Iに今度スターバックスに行ってみたいんだが、と言うとせっかく学校の近くにあるんだから利用するべきだよと言った。彼は朝食をスタバで取ることもあるというが、自慢げな様子は少しもなかった。彼にとってスタバはコンビニと大して変わらないものだったのだ。

初めてのキャバクラよりも緊張していたかもしれない。私はもっともスタンダードなホットコーヒーのレギュラーサイズを頼みたかったのだが、そんな表記はどこにもない。ドリップコーヒーがそれらしいものだった。(ICE/HOT)という表記も一緒にあるが、その下にショート・トール・グランデというサイズ表記とおぼしきものがあった。果してどのタイミングで、どの順番で注文すればよいのか分からなかった。「ドリップコーヒー、ホットのトールで」いまだに私はこのように、決まり文句のように注文するのだが、正解なのかどうなのかいつも戸惑いを感じる。ホットとアイスで豆の種類が選べるようになっていて、コーヒー豆による味の違いがあるということもこのとき初めて知った。たしか、豆の種類はハウスブレンドだったと思う。

最初に感じた味の印象は香り、そして苦みであった。スターバックスコーヒーの特徴はこれに加えて、独特のスパイシーさだと私は思っているのだが、とにかく初めは苦すぎるように思ったが、香りは気に入った。スタンダードなブレンドコーヒーで苦いと感じるのであるから、深煎りであるスマトラ、イタリアン・フレンチローストはやや避けるようにしている、けれどもカフェベロナはというと悪くない苦みなのだ。逆に中煎りでもケニアは苦みが出過ぎている印象である。マンデリンに代表される豆本来の苦みではなく、煎り具合、高温抽出、酸化、撹拌不足などによる苦みという気がしている。

こんな風に、スターバックスのコーヒーに関して必ずしも好印象というわけでもなかった―値段に関して言えばリーズナブルで申し分ない―が、パイクプレイスローストは私のお気に入りで、本日のコーヒーがこれだとハッピーになる。ちなみに、上記にあげた苦みの際立つものはアイスだとちょうどよいし、ミルクと黒糖を追加することでおいしくなる。

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こちら「パイクプレイスロースト」はスターバックス発祥の地の名を冠しているだけあって、もっとも一般ウケするようなバランスのとれた定番といってもいい味わいである。コクと酸味がほどよく抑えられた飲みやすい一杯だ。香り、スパイシーさはそれほど感じられない。
豆を購入しようと思うと250g1140円とパッケージのデザインや味からするととてもお買い得だと私は思っている。しかし、豆は粒が不揃いで、クズや欠けた豆なども多く入っているため、相応という感じもする。私のコーヒーとの歩みのベースにはこのパイクプレイスローストがある。
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温泉の質にとことんこだわった福地温泉『孫九郎』

このクソ暑いときに冬の温泉の記事を書くなんて、どういう神経をしてるんだ?という批判はごもっともです、気に障らければお付き合いください。

日本には多い少ないというのは相対的なものなので断定することはできないけれども、豪雪地帯がいくつかあって、その一つに奥飛騨温泉郷は数えてもよい雪深い地域である。東海北陸道によってずいぶんアクセスしやすくなったその道中は白鳥ICあたりから徐々に雪景色になってゆく。飛騨清見ICまでハイウェイ、高山市街へ続く道はよく整備されていて難なし。市街から槍ヶ岳目指してぐんぐん進んで行く。完全な冬仕様で臨まなければたどり着くのは困難な道のり。しかし、雪道に慣れていない私には新鮮さとスリルで面白かった。福地温泉は奥飛騨温泉郷の離れともいうべき、わき道を入ってゆく独立した小規模な温泉地。数少ない旅館は精鋭という感さえある。急斜面の中ほどに目的の宿はあった。

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源泉100%、温泉の質にところんこだわった『孫九郎』。飛騨らしい木造建築で横広の入り口は老舗旅館らしく、懐かしさを感じさせる。山に囲まれ、当たりは静まり、降りしきる雪から音が伝わってきそうである。広々としたロビーは、寒冷地のため窓を最小限にとどめていることと、厚い雪雲によって日差しがさえぎられていることで薄暗かった。手厚いもてなしを受け、部屋を案内されるとまず軽く湯あみをした。

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2015年にリニューアルされたばかりとあって、新しさを保ち続けることは不可能ではあるものの、それゆえに新しいということはそれだけで価値がある。リニューアルしてすぐと少しの使用感がどちらも同じ利用料金であることを考えればそのお得感は言うまでもない。新しさと使い勝手や居心地はまた別問題であり、この内風呂は賛否あるかもしれない(もっとも否定的な感じを私は持たなかった)が、木材石材の質感はとてもよかった。泉質に関しては後で、露天風呂の時に書きたいと思う。

食事は大広間にて遠赤ガス使用の炉端風テーブルで川魚と五平餅を焼き、山菜や飛騨牛、地元食材を使った郷土料理を楽しんだ。おそらく実用性の面を配慮して、使われていなかったが本物の囲炉裏もあって、それ囲むようにクマとカモシカの毛皮が敷かれていた。そういえば、スーパードライ瓶が人生で一番おいしく感じたのはこのときだ。
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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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