峠道に適した車 スバル 2代目インプレッサ WRX

岩木山のように、小倉山のように

郷愁をそそる山が私にもある

その山の峠道は険しく、急カーブ、急降下、急坂と、MR2では何度もスピンをしかけた。これではいけない、私はもっぱら街道よりも山道や渓流沿いの自然路の上につくられた道路を好んで走っていたため、足回りのタフな車へと気持ちはすでに移ってしまっていた。

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かつて抱いた「スバル レガシィ」への憧れの気持ちを失ってはいなかったが、峠道から連想されるラリー、そしてラリーカーとしてのイメージが強いインプレッサが条件としては適していた。おそらく、スバリストとしたらレガシィを買う意味がわからないだろうし、私もレガシィの存在意義が今となってはよくわからなくなっている。現在に至ってはレヴォーグというデザインも性能も素晴らしい車がある以上、レガシィが人気を博する時代はもう到来しないであろう。人の感性は変化していくもので、スポーツカーを好んだ若者はがっちりとした高級感さえ漂うセダンに好感を持つに至った。たしかにセダンは高級車、大人の乗り物というイメージだし、ゆったりとした気持ちにさせられる。浪人生としての自覚と心構えができたことも関係しているのかもしれない。とにかく最も印象に残っている車の一つで、MT2速のクラッチの衝撃的な固さと強固なかみ合わせ?は忘れることはないであろう。4WDの圧倒的な安定感と、ハンドリングの素早い反応、ターボのメーターや速度計、シフトレバー、ペダル、バケットシート、それらすべてがレース仕様の本格的なもので、車好きが最高に高じたというような代物だった。その意味で私にとってトラウマとも呼ぶべきものでもあって、あまりに車を追求してしまうと、一般から外れ、非常識、ならずもの、という印象を与えかねず、この車以降、私はあまり目立たない車を好むようにシフトしていく。エンジン音はやかましく、半端でないボディーカラーは年頃の男の子には恥ずかしさを感じないわけにはいかない、そんな常軌を逸したものなのであった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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