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ル・マン24時間耐久レース 総合優勝「マツダ 787B」 理想のエンジン「ロータリーエンジン」


RX-7のフロントスタイルは今ではほとんど見なくなった丸みを帯びたリトラクタブル・ヘッドライトとエッジの効いたフォグランプのバランスとボンネット全体の統一的流線形が美しい。ちなみにこの車体に格納できるタイプのヘッドライトを採用した車はRX-7の生産終了によって日本市場から消えてしまった。

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実をいうと、私はバックスタイルが好きである。私の中で対になっているものを一つに統一してしまうことは大きな挑戦であるが、まさにこのバックライトはそのいい例である。この挑戦的な試みに見事成功していると私には感じられるのである(ホンダNSXもその一つだ)。いわゆるスポーツカーの類は似通ったフロントスタイルになっていることが多い。それゆえバックスタイルがとても重要になってくるのだ。

だが、父が私にRX-7をプレゼントしたのはこうした外見上のかっこよさを気に入ると思ってのことではない。私は前述のように自動車に興味を持ち始めて、必然的にモータースポーツにも興味を抱いた。その中でも最高峰のレースといえば、F1とル・マン24時間耐久レースだが―のちにルイス・ハミルトンの姿に感銘を受け、F1に面白さを見出す―、リアルな自動車レースゲームとして名高いグランツーリスモにはまっていた私は、ル・マンで走っているようなレーシングマシンが格好良く見えた。そして、日本車で唯一「マツダ 787B」という車が総合優勝を果たしたことを知った。

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たしか、ゲーム内である条件を達成するとドライビングすることができ、猛烈に憧れたものだった。いつか乗り回してみたい、それがゲームを続けるモチベーションでもあった。ライトがなんとも愛くるしくて、錚々たる海外メーカーとこの子が戦ったのかと思うとよく頑張ったと称えないではいられない、ましてや優勝してしまうなんて…言葉では言い表せないほど感動してしまう。

驚くべきはそのエンジンでロータリーエンジン。このエンジンでの優勝も初とのこと。初どころか唯一の優勝かもしれない。理系脳である私は、そのエンジンの構造を知り、これこそ真の発明だと思ったものだ。発明家になったつもりで、ロータリーエンジンの構造を自分で研究してみると、三角ローターとハウジングはそれぞれ数学的特徴を持っており、その曲線と凹凸がどのように作用しているのか非常に難しい数式がそこに見出された。

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とにかく美しく、三角のローターが回転することで無駄なく、吸気と排気が可能で、省スペースでもある。エンジンの理想形とさえ思えてくる。この奇跡のエンジンともいうべき、「ロータリーエンジン」搭載車がRX-7だったのである。父はそれを思って私にプレゼントしたのだと思う。しかしながら、現実には、摩擦部分の消耗が激しかったり、熱効率が悪かったりと高性能と呼べるものではなかったようだ―ル・マン総合優勝と矛盾するようにも思えるが、実際に乗っていても、オイルは減る、燃費は悪い、エンジントラブルなど、気軽に乗れる自動車ではなかった。

結局私は、維持費がかさむようになり、乗り始めてからそれほど多く乗らずして乗り換えを決意することになった。共に過ごした時間は長くはなかったかもしれないが、手のかかるヤツではあったし、初めての車でもあり、印象深い車の一つであることは間違いない。

コメントの投稿

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刺激惹起性多能性獲得細胞

なるほど,ようやくわかってきました。

つまり。

お父さんは,車ヲタだった。

そして息子の理系の脳細胞のオタクゴコロをシゲキした

家庭のあるべき愛情教育のありかたですねー。
経済的に豊かどうかと別の種類のモチベーションですね

デミオ,アウディ,ミニのオヤジと
濃厚なクラムチャウダーなつながりはみえてきます

東洋工業の栄えある名前を冠する市民球団には今年も頑張ってほしいです。

Re: 刺激惹起性多能性獲得細胞


鋭いですね。

父がヲタなんです。車に限らず、なので家はなかなかカオスですよw
その意味でも、色々と環境には恵まれ、感謝しています。興味を持つべく、育てられ、その準備や道具はすでにそろっている状態でした。

なので贅沢とは違うのではないかな、と思っています。面倒なことも必然に起こってきて、いいことばかりではなかったり…

車関係はちょっとネタになるし、楽しいので書いてみようかなーなんて思いました。多くの人にはつまらないでしょうが、個人的に懐かしかったりでまあいい気持ちなわけですw

刺激惹起性多能性獲得細胞、玄さんしか思いつかないですね、巧みだなぁ

市民球団、私も応援します!
プロフィール

hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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