銀座和光 日本の歩んできた道のりと進むべき道


東京・銀座、そこには日本の歩んできた道のりと進むべき道が示されているように思う。

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銀座のシンボルの一つとなっている銀座和光。時計台が特徴的でゆるやかな曲面に緻密な計算に裏付けされた美しい窓の配置とそれを強調しまた引き締める骨組みとなっている大きな柱。縦じまには粋が込められ、曲面には優雅さと西洋を盛り込んでいる。正確な時を刻む時計にも日本の技術の高さと徹底した完璧主義(これは自殺の一因ともなっていると考えられる)が見て取れる。日本のスタイルは外国の技術や文化を取り入れながら、伝統的な日本様式を一層洗練することでこれによって圧倒的な独自性を持っていた。しかし、この取り入れるという謙虚さと洗練するという地道な努力を忘れてしまったのではなかろうか。あるいはもっとひどいことに、国家、人種としての自信、アイデンティティを失ってしまっているのかもしれない。目先の結果、利益ばかり求め、長い目で見ることができなくなってしまっている。地道な努力、それは待つことであり、耐えることである。これは非常に難しいことだ。しかし、日本人にはそれが必要でもあったのだろう、求められても来たにちがいない。その中で自然に身についた習慣、美徳でもあったはずだ。西洋化とは端的にいって、急げ、そして奪え!である。このように建造物は時代を反映し、時代を映す。造られた当時のそれまでの変遷や流行、そして技術があり、当時の姿を現代に伝える建造物はそれが残っている、残すという時代的価値観を物語る。

経済的資本価値(経済の事はよくわからないが、株価と為替)で国家が比べられ、計られるようになって久しい。少なくとも今まで僕が生きている間はずっと、毎日毎日株価と為替が値動きして、それに人々が四苦八苦し、一喜一憂してきた。当たり前の光景だが、一つの地球上でトリックをやりあっているのはなんとも奇妙である。この辺りが地価日本一であることもあって、こんな考えまでも浮かんできてしまった。

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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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