僕が自分の境遇において見出した三つの真理


人はそれぞれ異なる境遇で生きている。だから一人ひとりに違った答えや成功・勝利、考え方、悩みなどがある。競い合い、比べ合うのは勝利や自尊心の為ではなく、自分自身の向上の為になのである。他者ではなく、自分自身への挑戦ともいえる。僕は自分の境遇において、だいたいの真理をつかんだように考えている。ここに少し、表してみたい。

人生において、進む道や選択を決定するのは自分自身だ。人間は結局のところ自分のやりたいことしかやらない。そしてなりたい自分になっている。今の現状は自分が望んだものであり、過去の選択の結果である。誰もが心のどこかで自分自身に満足している。満足していないから、向上心を持つわけではない。向上心を持つ人間は、現状に満足、あるいは納得しながら次のステップをたゆまず踏み出せる勇敢な者なのだ。そして、この選択について一つ、自分の親しい周囲の人、特に両親が反対するような選択はすべきではないということ。これは僕の真理の一つである。なぜなら、愛する人、あるいは愛してくれる人の反対を、一時でも不安にさせたり残念がらせるような選択はすべきではないと思うからだ。人生は短く、選択など大した問題ではない。よく、親の反対、あるいは周囲の反対を押し切って、結果成功したというような美談を耳にするが、だからなに?と思わざるを得ない。その成功が金だか名誉だか知らないが、反対の結果それを得たからどうだというのだろう?反対した彼らにそれらをもたらしたからといって、「ほら、よかったでしょ」ということなのだろうか。そんなことよりも、僕は反対してくれる周囲の親しい人たちとのより深い人間関係を築くよう努力する方がよいのではないかと思う。もしなにか成功したいという人があるならば、周囲に反対する者がいた場合、運が悪かったのだと思うがいい。成功した人たちは周りにそうした心配や反対をしてくれる人のいない孤独な人たちだったのかもしれない。とにかく、自分が偉大だなんて、成功できるだろうなんて思わないことだ。真に偉大で、成功できるような人は反対を受けないようなスマートな方法で思いを実現させるに違いない。物事の流れや自然に起こったことに抵抗するような、不自然なことはやらないほうがいい。それが、僕が見いだした真理の一つである。

続いての真理は、「労働はすべきである」ということである。労働しないことよりも労働することの方が、僕に多くのことを教えてくれた。労働をしない期間はたしかにすばらしいものであった。とはいえ、労働もそれに劣らない程に多くのことを教えてくれる。そして、それが自分以外にとって、お客さんや会社に役に立ったり、意味や利益をもたらすことであるのであるから、労働の方を選ぶべきだと思うのである。これはもちろん、僕のように資産家でもなく、自分自身に貯蓄がなく、金を得る力もなく、生きる術のない人間の場合である。貯蓄が多くあるのであれば、それをうまく運営して社会のためになるようにしたらいいし、それで悠々自適に暮らすのもいいだろう。生きる術があれば、自給自足で生きていけばいいだろう。僕にはいずれもできないから、お金があって、会社を持っている社長さんにアピールして頭を下げて雇ってもらい、労働の代償として賃金をいただくしかないのである。だから、会社にも感謝、お客様にも感謝している。どちらがかけても僕は生きてゆかれないのだ。境遇を恨んだって仕方がない。自分の境遇の中で最善の道を見いだすしかないのである。賃金や労働環境に不満をいう人々の声が日々きこえてくるが、自分自身に対する不満と憤りであることに気が付かないのであろうか?自分を高く見るクセがついてしまっているのだ。自分という人間はそれほど優れてはいない。今の状況は、自分の最高で最善の道だったのだ。過去の選択を恨め。そして反省し、次のステップを踏み出すしかないのだ。

最後に、自分自身の為の働きや、プレゼントよりも他者の為の働きやプレゼントの方が喜びが大きいということ。あらゆる行動は自分自身の喜びのためにしているという原則を忘れてはならない。人は誰も不幸になろうと生きているのではなく、幸せに楽しくなりたいと思い生きているのである。そのための手段にお金があり、趣味があり、友人があり、家族があるのである。身の回りのものは、すべて自分自身のためにこしらえたものだ。そしてそれらが喜んでいたり、きれいであるというような喜ばしい状況にあるとき、私たちは自分にも喜びを感じる。「幸福は香水のようなものである。人に振りかけると自分にも必ずかかる。」という名言があるが、そのとおりで人を幸せな気分にしたとき、人はこの上ない幸せを見出すことができる。それを簡単に実現させてくれるのが、自分が労働によって手に入れたお金によってプレゼントをすることである。これはその人のために働いたことにも同等であるし、相手を喜ばせることになる。これでも十分幸せを感じることができる。

周囲に反対されないような生き方をすること、労働することによっても学ぶことが多いということ、他者の喜びは自分の喜びにもなるということ、これらは僕が自分の境遇の中で見出した真理である。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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