「一の湯 本館」 日本風情満載の旅館


玄関を入ると温泉旅館らしい落ち着いたロビーに迎えられる。

フロント、談話スペース、テーブル調の囲炉裏が設けられた資料や案内が置かれ、おみやげ売り場と一緒になっている多目的スペースが一体となりながら、少し低い天井と視線を巧く遮蔽するように間取りがしてあり、単に広いというよりも、奥まった印象で締まった広さが感じられる。

フロントでチェックインと「一の湯 本館」の目玉、貸切大理石風呂の予約を取る。

ちょうど「一の湯」をなめるように流れる早川に面して広縁のある客室は純和風の造りで、室内の照明はおさえがちでいい雰囲気であった。

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一つ一つの家具、調度は年季が入っていて品質は心のもとないと言えるかもしれないが、風情をいかんなくかもし出していた。

床の間、床脇の優れた比率は日本人の持つ独特の感性によく響いてくる。天袋、地袋、違い棚の配置など見事なものであった。さすが老舗旅館。普段お目にかかれないこうした日本家屋の間取りは僕にとってものすごく新鮮で素晴らしく見えた。

食事は朝・夕ともに「レストラン 神山」であったが、こちらの建築様式も和洋折衷、趣深いロマン溢れ、素敵であった。

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壁にかけられた額絵もそれぞれが年代もので価値がありそうであった。他のテーブルに目を移すと、外国人客が目立ち、タイムトラベルをしてしまったように、一瞬場所と時代が錯誤される。出される食事にリーズナブルな価格のひとつの秘密があった。

画一的にグレード分けされたメニューが用意され、季節によって多少の変化はあるが、しゃぶしゃぶ膳となっている。こう聞くとバスツアーで昼食に供されるようなものを想像してしまうが、実際は地元産の豚をつかったしゃぶしゃぶで臭みがなく、やさしいコクがあっておいしかった。お米もいい炊き上がりをしていたと思う。値段が値段なので高級食材がつかわれるわけではないが十分満足できるものであった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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