娯楽性を持つ大衆向け神社『鶴岡八幡宮』 


古都、鎌倉の中心に座する『鶴岡八幡宮』は八幡神社の中でも特に有名で、かつて鎌倉幕府を開いた源頼朝が武運の神である八幡神を鎌倉の地で祀ったのが始まりだという。

信号機と相並ぶ鳥居に近く、太鼓橋という大きく山なりの曲線を描く石橋があって(残念ながら渡れない)、境内はまっすぐ石段上の本宮まで砂利が続いている。

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遠近法を巧みならしめる本宮の楼門とその下方に設けられたる舞殿の配置が『鶴岡八幡宮』のもっとも際立った特徴だと僕は思った。

「舞殿」の亀が首をのばすようにせり出した拝殿と舞台の融合はほかではなかなか見られない異質なものであるし、楼門に掲げられている扁額の「八幡宮」の文字の「八」の字は向かい合う鳩がモチーフになっていておもしろい。ちなみにそれは鳩が八幡神の使いとして崇められた、神聖な鳥であるからなのだが、私たちにとって鳩というと「平和の象徴」というイメージが強い。その由縁はおそらく旧約聖書の創世記において、大洪水のおり、ノアの方舟から鳩を放すとオリーブをくわえて戻ってきたことから水が引いたことがわかったという話によるのだろう。

他にも源平池という太鼓橋の両側に掘られた平氏池と源氏池の二つの池があり、平氏池は四つの島があり、源氏池の方はつの島だけになっていて、それぞれ死と産を意味するともいわれている。

神社としての社格や神聖さに満ち満ちているわけではない比較的大衆向けの神社に思われた。それはそれでいいのかもしれない。端的にいって僕自身も娯楽性があっておもしろかった。

今度はこの鶴岡八幡宮の元ともいえる「石清水八幡宮」へ足を運んでみたい。

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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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