夏旅 最遠の地 『中尊寺 金色堂』


『五月雨の 降りのこしてや 光堂』 松尾芭蕉

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折りよく雨が降り出して、中尊寺全体が幽玄な空気に包まれていた。

念願叶って「奥の細道」最遠の地『中尊寺 金色堂』まで無事たどり着くことができた。

ようやくと思うと少し疲れを感じた。

徒歩による松尾芭蕉とは比べ物にならないが、電車旅とはいえ駅からは歩くことが多く、積算距離は平穏な暮らしをしていては経験できないほどにはなっていただろう。

奥に見える覆堂の中にガラスケースに納められて保存されていた。

『金色堂』と聞くと京都の『金閣』に似寄ったものを想像してしまうが、それを軽く凌ぐほど豪華絢爛、荘厳華麗。

堂の内外に金箔が押され、柱、仏壇、仏像すべてに繊細、出色の装飾が施されている。

ただ金ピカに輝く御堂ではなく、いぶし銀のたたずまいも兼ねていて、至高の芸術性がある。

仏壇に多数並ぶ仏像はやや距離があって判然としなかったが、満載されていて奇観であった。

仏壇に納められた3つの棺にはそれぞれ親子四代の遺体が安置されているそうだが、そうした不可知でやや不気味さにみちているのも私たちをひきつけるのではないだろうか。

戦火、災害、あらゆる危難を潜り抜け、現代までその姿をとどめていることにその地を訪れたものは大なる感動と驚嘆を禁じえないに違いない。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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