人生の歩み


僕の歩む先にはっきりと2つの交わることのない道が見えた。

結婚し、やがて家族を持ち、愛と育みのなかで生きることと自然を愛し、自然と文明のなかで暮らし、風流と芸術に親しみながら旅の中で生きることの2つの道。

僕は後者に魅力を感じているわけだが、道が存在している以上、否定できぬものがあるのだ。

僕は人を愛することのできぬ人間ではない。

家族を、恋人を愛さぬわけではない。

しかし、至高性への憧れを、どうしても捨てきれないでいるのだ。

そして旅に身をおくことの心地よさも決して忘れることができないのだ。

けれども時間は容赦しない。

僕も年をとり、失うものが多くなる。

女性にはある意味で一定の期限がある。

彼女は人知れず悩んでいた。

私には時間がないの。

男である僕には時間の猶予があるように思えたが、それは存在意義の弱さからくることでなんのなぐさめにもなっていなかった。

思い出を回想し、その日々がやがて戻らぬ輝きをもつことを暗に自覚したのだった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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