随一の宿場町、『馬籠宿』 島崎藤村の生まれ故郷


『妻籠宿(つまごじゅく)・馬籠宿(まごめじゅく)』は東京・日本橋と滋賀県・草津を結ぶ中仙道のおおよそ中間ほどにある宿場町で、岐阜県中津川市と長野県木曾群南木曾町にまたがっている。

東海道や中仙道になじみのある県などは修学旅行や遠足などの定番としても知られるところだろう。

僕の家からもそれほど遠くなく、ずっといきたかったのであるが、その距離がかえってわざわいして今まで行くことなく過ぎてしまった。

なぜそれほど僕の関心を引いていたかというと、

まず、宿場町といえば、江戸時代前後の姿を残す古い町並みがあるので、それは僕の好むところである。

また、馬籠宿の本陣が文豪・島崎藤村の生家であったので、現在ではその場所に『藤村記念館』があり、文学好きとしてははずせない。

加えて、馬籠峠をはさむ形でこの2つの宿場町があるので、自然の中のハイキングコースとしても人気があり、季節的にもそうした自然林の中を歩きながら、当時の人々に思いを馳せるのはなんとも風流だからだ。

今回は『馬籠宿』からスタートし、『妻籠宿』を目指すという旅だった。

『馬籠宿』は馬籠峠に向かう途中の、斜面に沿って宿が並んでいるという宿場町で、石畳が敷かれ、美しくかつ風情ある景観をつくりあげている。

写真にあるのは水力発電に使われている水車と、かつて軍事的宿場としても用いられ、敵の侵入の妨げとなる『枡形』(街道を九十度、あるいは百八十度、まげることで障害となる)である。
 
masugata1.jpg

当時から残る建物は少なく、その中の『清水屋』などは重要文化財にしていされている。

というのも、尾根に位置する宿場町であるため水の確保が困難で、火災に見舞われやすいためだ。

『馬籠宿』をなす街道の中間地点に『島崎藤村記念館』がある。

庭先に咲くツツジや石楠花が満開で、野花が風に揺れ、街道は木造建築群の独特の地味さに彩を添えており、歩いていて気持ちよかった。

視界が開ける箇所からは『恵那山』がその全景を表わし、峠に位置する宿場町ならではの景色である。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

無料メールマガジン
メルマガ購読・解除
 
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
月別アーカイブ
最新トラックバック
最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる