上諏訪が誇る名湯 『霊泉 鷺乃湯』


『上諏訪温泉 ホテル鷺乃湯』

温泉遺産を守る会にも認定されている名湯。

6206002_1.jpg(観光サイトより)

手ぬぐいとバスタオルを片手に「霊泉 鷺乃湯」と刻まれた石塔がおかれた浴場へ入っていく。

胸は高鳴った。丁寧にかけ湯をし、内湯に体の半分だけ浸けてみる。

単にからだを少しばかり温めるための形式であって、感覚が呼び起こされるまえに、湯船から上がり、写真奥に位置する源泉かけ流し露天の樽風呂へと寒さに身を震わせながら、足どりたしかに歩を進めた。

足先から柔らかに包み込まれていく感触。

やや温かい湯は無理なく肩まで浸かることができ、一瞬にして至福へと誘われ、全神経の感覚を超越した。

湯がからだになじみ始めると抑圧されていた感覚が呼び起こされ、その至福を感覚的な記憶として保存しようと脳が活性化した。

紅茶色をしたモール泉は色としての鮮やかさはないが、飾り気のない自然色。

手触りはややなめらかで、つるつるというよりもまろやかなという形容がいいかもしれない。

特徴的なのはその香りだ。

ほんのりと酸化した鉱物の香ばしい?臭いが湯面をただよっている。

板敷きの舞台の如き容貌をした露天風呂は湯色との統一感とかつて旧館の停車場に使われていた唐破風屋根が露天風呂に使われている。

当初は硫黄分を多く含んだ温泉で湯船がその固着によって白色を呈したことから鷺乃湯と呼ばれていたのだが、大正時代の震災によって泉質が変わってしまい、現在に至るという。

それがよかったのか悪かったのかはわからないが、とても満足のいく名湯であることには間違いないとこの身をもって確信した。

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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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