驚きの年中同一料金、『四季リゾーツ 京都加茂川荘』

京都を旅するときに重要な要素であり、また隘路ともなりうるのが宿選びである。

いわずと知れた日本でも有数の観光地であり、市内は特に歴史的建造物など見所が豊富である。

その上都市機能にも優れ、京都駅周辺は近代的な容貌を呈し、第二の都といったら大げさだろうか。

そんな京都であるから宿泊施設にも恵まれ、大型ホテルや老舗旅館など、ハイグレードな宿も多い。

この老舗旅館と聞くと、どうしても僕なんかは温泉宿を想像してしまうのだが、なんでもある京都ではあるが、惜しいことに有名温泉地は存在しない。

京都は南北に広い土地を持つので、名泉があってもおかしくないのにと思うのは僕だけだろうか?

そういうわけで宿を選ぶときの重大要素の一つが消えてしまうので、宿選びの際の価値基準を拵えなければならない。

では、京都の特徴といえば何かと言えば、前述のとおりモダン&クラシックなので、そうしたコンセプトの元に宿を選ぼうと思うのだが、この二つのキーワードは取りも直さずハイグレードな宿の条件であるのだ。

それらのハイクラスの宿はもっと品格と身分が立派になってからお願いすることにして、さていくらか庶民的で高級感も兼ね備えた宿がないものかしらんと宿探しに奮闘していたところ、偶然見つけたのが、以前『カンブリア宮殿』で紹介されたhttp://youtu.be/Xcchjp2iHoU

『四季リゾーツ』が提供する『京都 加茂川荘』

untitled8.jpg(HPより)

この『四季リゾーツ』は東大卒、そして三菱地所入社という超エリートの山中直樹さんがつくった会社である。

もともと社内ベンチャー事業で設立されたのだが、その設立を考え、プレゼンの末に実現を果したのが山中さんなのだ。

1年中1泊朝食付きで5,250円の同一料金という驚きのコンセプトで運営され、今人気を博しているのだ。

その低価格の秘密は、

徹底的なコスト削減によるものだ。

まず、その宿泊施設の建物自体はほかの企業の保養所を経営受託あるいは賃借したものである。

そして、人件費の削減のために、料理人、仲居さん、女将さんというような人員を確保するのではなく、料理人兼フロント業務という兼業可能な人材を扱っているのだそうだ。

部屋には旅館にありがちな骨董品をはじめとした調度品や装飾は施されておらず、シンプルな室内になっている。

椅子や障子など空間造りに最低限必要なもの以外おいていない。

また、アメニティ類も基本は準備されておらず、希望されれば提供するというスタイルでそういったある意味の無駄を省いている。

untitled9.jpg


その一方で、こうした中庭などの豪華さもありほどよいバランスとなってお客を喜ばせることだろう。

もちろんそういった贅を尽くされることが旅の醍醐味であるという考えもあるだろうが、こうしたビジネスタイプを実現したような宿泊施設もおもしろいと利用してみて思った。

家族にやさしい宿といえるかもしれない。

子供連れには大変うれしいだろうし、なによりその低価格、しかもシーズンでも同一料金というのは魅力である。

またこの山中社長の自らがトイレ掃除などを積極的に行う姿はすごいなあと頭が下がる思いがしたし、家族に対するサービスを最優先に考えているところは経営者として優れているんだろうと勉強になった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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