緑豊かな秘境『白骨温泉』

連日猛暑日が続いていた。

食欲は落ち、夜は寝苦しい。

直射日光に体力は奪われ、体に慢性のだるさをおぼえるほどであった。

こんな厳しい夏から一時でも逃れようと、高原への旅にでた。

乗鞍高原、『白骨温泉』である。

冬季は雪に閉ざされる厳冬の地、夏季は豊かな緑とさわやかな高原の風吹く避暑地。

色彩豊かな四季を呈する。

松本ICで高速を下りて、野麦街道をひた走る。

夏空を区切る山並みの谷間は時の流れを忘れさせた。

光を遮断する峠のトンネルは心と肌をひやっとさせる。

ツーリングするバイクのグループと行き違い、ときにはツアーバス。

その場合は慎重にすれ違った。

乗鞍高原を上がる道すがら『善五郎の滝』という幅広の細かな飛まつをふりまく端正な滝。

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長い年月をかけ、山肌が削られ成形されていったのがわかる。

山中にあり、白樺やミズナラなどの生い茂り、四方から野鳥の声が聞こえる山道を歩かなければならないが、遊歩道に整備され、気軽に立ち寄ることができる。

山道を歩いたので、お腹も空き、休憩がてら山小屋で蕎麦と焼いた岩魚で昼食をとった。

峠越えをねぎらうかのように、眼下の山峡に湯川に沿って『白骨温泉』があった。

その中心部には野天風呂が峠道から川辺へと下る先にあり、またその道を挟んだ反対には竜神の滝、冠水渓とよばれる源泉豊かな白骨温泉の源である湯川によってつくられる見事な渓谷がある。

untitled2.jpg

これはその上流にある『隧(づい)通し』という湯川の急流によって石灰岩が侵食されてできた自然の洞穴がある。

轟々と雄々しく流れる湯川とごつごつした岩肌、湿気を含んだ一体の木々と草や苔が忘我の境地へいざなった。

メインの『白骨温泉』につかるまでにすでに見ごたえあり、十分に楽しんでしまった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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