死にゆく子どもの祈り 黒柳徹子さん

今日の夕方、BSプレミアムで黒柳徹子さんを招き、色々な話を伺うという番組を放送していた。

伝説的番組『徹子の部屋』で知られる黒柳徹子さんだが、いつもとは逆の立場であるゲストの徹子さんを拝見するだけでも興味が湧いた。

話はご自身が務めるユニセフ親善大使としての活動についてになった。

徹子さんは、盛んに『子どもたちのため』という言葉を口にしていて、印象的であった。

そのなかでも特に僕が強く感銘を受けたのは、

徹子さんがある貧しい国を訪問したときのこと、そこでは破傷風によって多くの子どもが亡くなっていて―破傷風は予防接種によって完全に防げるものであるから、そうした予防接種を施すこともユニセフの活動の一つだという―、病院を訪ねてみると、そこには治療も十分に施されず今にも死んでしまいそうな子どもたちが横になっていた。

徹子さんは一人の子どものそばへいき、声をかけたという。

その子は声にならない声で徹子さんに答えた。

病気によって、筋肉が硬直してしまい、声も十分に出せなくなってしまっていた。

徹子さんはなんと言ったか聞き取ることができず、近くの看護をしている方に尋ねると、

「あなたの人生が豊かであるように祈ります」といっていますとの答えだった。

そのとき、徹子さんは思ったそうだ。

今死のうとしているのに自分に声をかけてくれた人に対して、そうした言葉を言えるのが子どもなんだ。

子どもは本当に純粋で、素直にものを見ることができるんだと。

そんな子どもたちが死んでいくときはまわりの大人たちを信頼して死んでいく。

だから大人たちはそれに応えられるようなしっかりした人間でなければならないし、またそうやって死んでいく子どもたちもせめて人の腕の中、愛の中で死んでゆきたいだろう。

それがユニセフの活動を始めたきっかけだったそうだ。

また、そうした活動をすることで少しでも他の人々にそうした現状があることなどが伝わればいいと思うと話していた。

戦地や地雷が埋まっているような地域に足を踏み入れることは怖くないのですか?の質問に、

自分は小さいときに飢えを経験しているし、戦争も経てきたので、いつ死ぬかわからないというは経験済みだからそのときはそのときだというふうに思える。

だから、決してそんなふうに思ったことはナイト答えていた。

子どもたちが食べ物や水を求めるのと同じように、愛も必要なんだ。

テレビに携わるものとして、子どもたちに堂々と見せられる番組をつくり、テレビは子どもたちにいい影響を与えるものでなければならない。

はじめてみるものがテレビの映像だったとき、それが美しくなければならない。

そんなことも話していた。

徹子さんは本当にすごい方だなと率直に思った。




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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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