一人旅 日本三景『松島』 

盛岡をまだ朝冷えが残るうちに発った。

東北最大の都市仙台の仙台駅は久しく見ていなかった鮮やかな表示の電光掲示板、人のざわめき、路線に分けられたプラットホームがあり、近代化著しかった。

そのまま日本三景で知られる『松島』へと電車を乗り継いだ。

松尾芭蕉をして、

『松島や ああ松島や 松島や』

とただただ感嘆を示すよりなかったことは有名である。

まず、恐ろしく荘厳で、俗世とは自然の多大なエネルギーによって一線を画しているかのごとくある『瑞巌寺』

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本堂はもちろん立派であるけれど、そこまでの杉並木の参道とその脇には洞窟群があり、それがとりわけすばらしく、他の寺院ではお目にかかれないんではないかと思えるほどである。

続いて、『福浦島』という松島にある小島。

ここは有料であるが、実際に橋を渡っていくことができる。

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全体に遊歩道がめぐっており、浮き島の自然に満たされる。

ところどころから松島沖がのぞき、ひらけたところからは、松島の景観を楽しむことができる。

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松島の島々をながめていると不思議な気持ちに捉えられる。

どの島も松にびっしり覆われている。

どうして、何にもない島に松ばかり生えるのだろう?

おそらく、もともとはすべて一つの固まりになっていた山かなにかだろう。

波や風の浸食によって、ひとつとして他の島と形を同じくしているものはなし、その形もさまざまで、視界の奥のほうまで浮き島が見える。

東日本大震災があり、姿はすこし変ってしまったのだろうか。

こうして東北を旅したことは、自ずと東北地方へ対する愛着を呼び起こし、震災時も訪れたことがある地ということで、案じる気持ちも一段強くなった。

あのときの穏やかな海を思い出すと、複雑な心持がする。

最後に、『五大堂』という御堂が小島に建てられており、そこに透かし橋がかけられている。

松島S~1

この橋は、橋げたに隙間が作られており、覗くと海面が見え、身を引き締めるための効果であるらしい。

日本三景恐るべし。

随所に筆舌に尽くしがたいほどの、景観をもっている。

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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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