一人旅 東北地方の風景

金沢から津軽地方までの相当な道のりをただ物質的な距離として、2日間の移動時間の中に混合してしまったことを少なからず後悔している。

東北地方へ行く機会というのは中部地方に住んでいる人間にそうそうあるものではない。

ましてや、その寒さ厳しく不便な日本海側に行くとなると自ら意図的に行こうと思わなければいくことができないかもしれない。

一方、もっとも日本の原風景が残っているところも東北地方といえるのかもしれない。

当時はそんなことが言えたのだが、東日本大震災があってから、僕たちの東北地方へ対する気持ちというのはそうした遠くてなじみの薄い、寒い地域という印象をもつに過ぎなかったものから大きく変った。

平和ボケし、他人との交わりが薄れ、一個人としての存在が尊重され、大事にする傾向にある僕らにとって、今一度、絆や国家、社会を認識するきっかけともなった。

それ以上に、悲痛、絶望、無力感、憤慨、そうした感情を目の当たりにしたのも事実。

あの旅のことを思い出すと、平和とはなにかってことがすこしわかるような気がする。

いずれまた、じっくりと東北地方を旅してみたいと思う。

津軽地方の旅は以前あるきっかけがあったからすでに書いてある。

津軽の旅

山形の『上杉神社』や青森の『十和田湖』を訪れることができなかったのが悔やまれるが、旅程のことを考えるとどうしても難しかった。

車窓からは広大な大地に峻厳な『鳥海山』が見えたり、葉をすべて落とし、根元を雪にうずめている津軽のりんご園。

盛岡市内では北上川と『岩手山』が寒さを倍加させるように無骨な氷の塊とその雪解けのように見えた。

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Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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