一人旅 日本の世界に誇る歴史的建築物『姫路城』

この旅のもっとも幸運であったことは、天候に恵まれたことだ。

出立から帰路につくまで雨粒が地をぬらすことはなかった。

この日もすっきりと晴れ渡り、帰郷のための電車に揺られていた。

このまま帰ると、日暮れまでには家へ到着してしまう、もう少しあまり時間をとられなければ寄り道をくってもよさそうだ。

『国宝 姫路城』は姫路駅からのアクセスがとてもよく、帰宅ルート上にあったので行ってみることにした。

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『姫路城』は別名『白鷺城(しらさぎじょう)』と呼ばれ、その由来はその漆喰の白と連立天守に見える城砦の広がりからとも考えられる。

日本に現存する数少ない天守の一つで幾多の戦火、災禍をくぐりぬけた奇跡の城だ。

難攻不落を思わせる城壁、いかめしく、不動鎮座の趣。

辺りは自然にも恵まれ、緑、空の青、照りつける太陽のために輝く白塗りの城。

このお城の印象が強いのか姫路というと渋いイメージが湧いてくる。

また、不思議なことにこのお城は正面という概念が存在しないかのようだ。

これは広場になっている公園側からの景観だが、天守は斜めに見えているが、全景を見ることができるという点では優れた構図ではなかろうか。

天守のみならずその他の主要建築物が残っているため、ほかのお城とは違った入り乱れているように感じる。

それゆえに、場内を探検気分でまわってみるのもわるくないが、遠景よりかつての城砦の様子をうかがい知るように努めたほうがよいかもしれない。

僕は個人的に、『姫路城』や『名古屋城』にみられる長方形が二つ合い並んだ窓の形が好きではないので、遠景より眺め、その城の形状や石垣との一体感を楽しみたい。


こうして僕の一人旅は終わりを告げた。

思いのほか資金が手元に残っていたのでこの程度のクオリティの旅であればいつでも日程と意欲さえあればいつでも出立できる。

そんなこと以上にこの旅を通じて、旅の醍醐味、旅そのものへの探究心、そのための文学、歴史的知識の必要性、それらを痛感した。

僕の人生において旅と文学は一体のものとなり、その足どりと思考はそちらへむかうこととなった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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