クリスマス 寄り道 美術館『レオ・レオニ展』

今年のクリスマスは神戸で過ごすことにした。

その理由は、夜景が美しいのでクリスマスディナーを食べながらそれを楽しみたかったのと僕自身、神戸市博物館で開催されている『真珠の耳飾の少女』が展示されるマウリッツハイス美術展と神戸市にある『布引の滝』が行きたかったからだ。

宿泊は六甲山山上にあるため、屋上とレストランから夜景が見え、近代化産業遺産に登録されている老舗宿である『六甲山ホテル』。

クリスマスディナープランにしたので宿泊費がかさみ、時期もちょうどよかったこともあって、青春18切符での電車旅にすることで交通費をおさえた。

京都駅に着いたのがちょうど昼ごろだったので、そこで昼食をすませた。

伊勢丹に入っているラーメン横丁でつけ麺のお店でつけ麺を食べた。

おかわり自由のキムチがおいしかったのはよかったのだが、肝心のつけ麺は、僕がつけ麺自体を好きではないのかもしれないが、麺があまりおいしくなかった。

スープもとんこつだったのに、味がただ濃いかんじで濃厚さが足りなかったように思う。

ちょうど伊勢丹の美術館でレオ・レオニ展が催されていて、Aが「知ってる?スイミー書いた人だよ」と教えてくれた。

Aが行きたいというので、行ってみることにした。

僕とはすこし違う価値観を持っているA、彼女がいいというものは大抵僕にも合うもので、かつ僕が自らふれようとはしない種類のものだから、ふれてみてハッとする。

レオ・レオニと聞いてもよくわからないかもしれないが、スイミーと聞いたらわかる人も多いんじゃないだろうか。

僕はちょうど教科書に『スイミー』(主人公スイミーは黒い魚でほかの赤い魚たちと個性を生かして力をあわせる話)がでてきた世代なので懐かしい思いがする。

『フレデリック』、『シオドアとものいうきのこ』、『マシューのゆめ』が特に僕の気に入った。

みんなが労働しているのにひとり、働くことをしないで色を集めているんだと自分の仕事をこなすフレデリック。

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自分自身とリンクするところがあった。

同級生はみんな就職しているにも関わらず、僕はこうして日々言葉を発信したり、自分のできるかぎりの労働と仕事をこなしている。

この物語のように、冬が来たときに食べ物や金銭とは違った恵みを僕がもたらすことができるとしたらなんとすばらしいことだろう。

『シオドアとものいうきのこ』はほかの生き物たちからウソによって王さまの冠を戴いているシオドアの表情がかわいくってよかった。

『マシューのゆめ』は両親が医者になることを期待しているが、将来なにになりたいかわからないマシューが主人公。

ある日美術館に行くと世界がすべてそこにあることを知る。

そして夢を見て、朝両親に「絵描きになる!」と宣言する。

まるで僕のようだ。

僕は医者になることを両親に期待された。僕もいつのまにか医者になることが宿命であるかのようにさえ思った。

次第に文学や芸術を愛するようになり、こうしてなんでもいいから表現をしたいと思うようになった。

こういうふうに美術館はどんな企画がやっていても、絶対に気づくことやためになることがある。

だから機会があれば門をくぐってみるべきだとおもう。

チェックインまで少し時間があったからハーバーランドや神戸モザイクに寄った。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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