一人旅 正岡子規記念館

とっぷりと日は暮れた。

道後温泉商店街の人影がまばらになっており、浴衣を着た観光客がちらほら。

お店の多くはおみやげやさんで、『一六タルト』や『坊っちゃん団子』、『愛媛のみかんジュース』などが目を引いた。

せっかくなのでおみやげに『伊予柑ジュース』と夕涼みのために道後温泉ビールという地ビールを買った。

一本、なかに道を入ると観光地区域であるが風俗店がいくらかあった。

昔からの温泉街なんだなあと実感することができる。

ビールを片手に商店街界隈を散歩した。

商店街入口には大きなからくり時計、その正面には道後温泉駅とそのかたわらに坊っちゃん列車の模型が置かれている。

その晩は『ホテル中川』さんに宿泊した。

料金がとても安かったので、朝食つきのものにし、もちろん道後温泉が引いてあるので朝晩と入浴した。

朝食は変わり栄えしないものではあったが、十分おいしくいただけた。

女将さんがきさくな方で『坊っちゃん』で話されている松山弁?について教えてくれたりした。

翌日は近くにある『子規記念館』へ。

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開館まで少しの時間を入口近くで待っていた。

子規はとてもユーモラスな人だ。

僕が夏目漱石がすきなのも、言葉に織り込まれている面白み、ユーモアなどが心地いいからである。

その点、この正岡子規も劣ってはいない。

ただ、漱石と違って強さはない、どこかに暗がり、鬱屈した雰囲気を持っている。

子規の俳句はほんとうに巧みでこれほどまでに俳句には広がりがあるのかとおどろく。

漱石も子規に習って俳句を書いていた。

俳句への貢献もさることながら、野球への貢献もすばらしい。

僕は野球が好きなので、正岡子規が野球殿堂入りしているのは知っていたが、なるほど、野球という言葉、四球、投手などあらゆる野球用語を日本語に置き換えたのが正岡子規なのだ。

もともとは『野ボール』と読んでいて、『昇』と書いたりしたようだ。

このような立派な記念館はあまり見たことがなかった。



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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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