忘年会with P,K,G

PとKとGとで僕の家で忘年会をした。

Gは仕事があったから1時間半くらい遅れての合流だった。

だいたい、PとKと僕の3人での飲み会が基本なのでGが来てくれたことは新鮮でよかった。

Gはうちに来るのが初めてだったけど、また今度もきてくれたらうれしい。

Pはジーンズにこだわる不思議なやつで、柄ニットをシャツなしで着ていた。ベルトもその柄に似た幾何学模様であった。

Kはユニクロの黒のタートルネックにユニクロのジーンズ、いつもの服装である。

外見はそのようにシンプルに飾ることで、内面に秘めた自分だけの世界を持っていることを創造させる。

Gはやや鮮やかでパリッとしたブルーのシャツに濃い目のチノパン、教師という職業柄きちっとした身なりだ。

Gは途中から参加したにもかかわらず、飲みすぎたといって、トイレで2回ほどダウンしていた。

トイレから戻ったGの顔色はグレーになっていた。

Kは谷崎潤一郎著『陰翳礼讃』について話した。文学について語るがらじゃないのだが。

ものごとには陰と陽がある。

僕たちが普段注目しているのは陽にあたる部分だ。

たとえば、たべものだったら器ではなくそのなかに入っている食べ物、会話だったら沈黙ではなく言葉に僕たちは注目する。

しかし、器や沈黙に注目し、それを尊重し、理解することで、いっそう目に映る陽を際立たせることが出来るのだ。

こうして違う知識を持った人と話をすることは情報収集という意味において有益だ。

もちろん、仲のいい友だちと話をしたり、お酒を飲むだけで楽しい。

Pはヘミングウェイのように髭を生やし、ポマードをつけ、髪をなでつけていた。

僕らよりも10歳ほど年長にみえた。

Pは僕たちはこうして話を交わす以上、相手の意見に対して反論なり、批判的に意見を持たなければならないと思う。

けれども、相手の意見に対して反論すべきなのか迎合すべきなのかはわからない。といっていた。

僕はこうして、彼らの性格や言葉をこのように再現してみることに楽しみを見出すから、彼らが自分をさらけだし、意見を戦わせてくれることはうれしい。

帰り際、Kは盛んに忘年会なんだから、1年の総括をしようといっていた。

彼は形から入るタイプなので、そういった形式的なことをしないと気がすまないのだ。

そうして忘年会は終わった。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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