旅の始まり 旅程

大学に入って最初の夏休み、僕はどのように2ヵ月もの休みを消化すればいいのかわからずにいた。

そうして1ヵ月が過ぎ、9月になろうとしていた。

大学の休みは8、9月が休みになるのが一般的で、その8月は言語の勉強やバイトなどをしながら過ごした。

もちろん本もたくさん読んだ。

しかし、そんな生活も1ヵ月すると飽きてしまって、みんなはどんなふうにこの休みを過ごしているのだろうか?

こんな毎日を送っていていいのだろうか?という気がしてくるのだ。

そんなときに僕は思い立ったのだ、一人旅をしてみようと。

青春18切符での電車旅だ。

アルバイトをするようになり、自分のお金というものができ、部活動などをやっていない大学生だから時間もたっぷりある。

僕はなにに取り掛かるにしても、そのコンセプトや目的というものをはっきりさせないと気がすまない。

だからこの一人旅でもコンセプトを決めた。

被爆地広島と長崎を訪ね、その資料館などで戦争や当時の様子を学ぶことだ。

それから、長崎まで行くのであれば、ぜひ夏目漱石のゆかりの地でもある熊本や道後温泉を訪ねたいとも思った。

その計画を父に話すと、江田島に行くといいと勧められた。というのはその江田島には海軍学校があり、戦争のことを学べるということだった。

江田島も旅程に組み入れ大体の旅の道のりが決まった。

家を出発し、広島、江田島、それから海を渡って愛媛、また海を渡って、大分、熊本、長崎に向かうというものだ。




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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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