選択の自由と悩み

悩みなき人生は存在しない。

なぜ人は悩むのか・・・?

その理由の1つに、人生が選択の連続であり、引き返すことも、先回りすることもできない道を自分で選んだ、たった1つだけしかたどることができないことがあげられる。

ゲーテは『ファウスト』のなかで、『人間は、努力する限り、迷うものだ』と言った。

悩みと迷いとは心理状態として近いものだとおもう。

迷いとは、その人生の選択におけるその当座の感情であり、悩みは選択後の感情である。

迷いのあとに悩みがある。

つまり人生の大半は迷いと悩みである。しかもおもしろいことに、この悩みと迷いの対極には感情は存在しない。

悩みや迷いが解消、もしくは回避できたとしても、そこに感情は生まれない。

悩みと迷いが厄介なのはその点なのだ。

このふたつが人生を複雑にし、厳しいものにする。

そして現在の社会はたくさんの悩みと迷いを生むようになっている。

あらゆる局面で自由度が尊重され、人々はさまざまな場面で自らの自由を欲する気持ちのままに、制度や構造などを緩和し続けている。

一見、自由が許されるということは望ましいことのようだが、実際にはそこに責任や負担、迷い、悩みの種がたぶんに含まれていて、自由があればあるだけ悩みや迷いが増え、結果的に人はわずらわしさを感じざるを得なくなる。

社会の風潮として自由やたくさんの選択肢があることが望まれる傾向があるが、その反動というものも考える必要がある。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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