『方法序説』に学ぶ

『方法序説』デカルト著、といったら哲学書というくくりがなくとも超有名本だと思う。

これほどまでに、薄い本で強烈なメッセージと存在感を持つ書物はなかなかお目にかかれない。

その作家の思想を知りたいのであれば処女作、あるいはこういった短いものを読むことが効率的だと思う。

さて、この『方法序説』を手にしながら、こうして記事を書いて、理解を深めると共に学んでいくというスタイルを実験的にしてみる。

第一部、『良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである』という出だしである。

書物というものはだいたい、2,3行読めばその内容の質というものを把握できる。特にだめだ場合は例外がない。

出だしでもたもたしたり、簡潔に美しい文体で始まらなかったとしたらそれは書物としてナンセンスだ。

『良識』という概念がいきなり出てきて、哲学的考察をしたことがなければ、はっとさせられる概念だ。

僕たちは「1+1=2」を認識し、理解する。この理解せしめているものが『良識』だと考えていいと思う。

『良識』を『理性』としてみると、人を殺してはいけないことは理性的に理解できるのかは少しでも疑いの余地があると考えられるため、こうした数学的見地によって確かめたほうが確実だ。

「1+1=2」の理解に対して、人々はおそらく優劣をつけないだろう。

「もっとより理解できるのではないか、またはこんなことは到底理解できない、自分には『良識』が与えられて意はいないではないか」

という人はおそらく存在しない。

そういう意味で『良識は公平に分け与えられている』といえる。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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