夢と自由を教えてくれた

偶然にも名古屋栄松坂屋で「シャガール展」と「尾崎豊展」が催されていたので一度に両方楽しむことができた。

「シャガール展」は前の記事に書いたので、この記事は「尾崎豊展」について。

この「尾崎豊 特別展」は上手に楽しむのがとても難しかったと思う。

入場料1500円なので、それだけの収穫を得て帰ろうと思うならば、会場にしばらく入り浸っていなければならないだろう。

というのも、はじめのブースは尾崎豊roomとなっていて、ピアノやギター、詩の原稿やLPのジャケットなどが展示されていて、次に近日公開する尾崎豊の映画に際しての映像が流れ、出口の近くでライブの貴重な映像や、音源、話し合い時の録音などがタッチパネルで楽しめるようになっていた。

この最後のものはコンテンツが結構充実していたので、すべて見てしまったならば十分に元をとれたかもしれないが、ちょっとマニアックな内容だったような気がする。

尾崎は若かったし、もがいていた。自分を見つめ、自分を知ろうとし、自分を、社会を冷静に眺めた。

ノートに残された彼の言葉は陳腐なものも多かった。

だけど、歌に乗せれば、それは気持ちのいい、歯切れのいいメロディとメッセージになった。

やっぱり尾崎豊は歌手なのだ。それも偉大な歌手。

僕はこの展覧会で人間、尾崎豊が好きなのではなかったことに気がついた。

あくまで彼の音楽、歌っている姿が好きだったのだ。

尾崎豊はときにかっこよく、時に弱さを持った、頼りない男に見えた。

僕は尾崎豊を過ぎてしまったのだろうか。きっと過ぎつつあるのだろう、つまらない、夢のない社会の歯車の一端になっていくのだろうか。

尾崎豊、あなたは夢や自由ということを教えてくれた。

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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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