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アクアイグニス 離れ「杉」 リラクゼーションを追求した空間


ブログの総記事数が850に達し、最近少しアクセスに変化があった。今まで訪問者の大部分がfc2ブログ利用者、主に交流のあるブロガーであったのが、検索による訪問者が増えたのである。これが意味するところは検索エンジン(グーグル先生)の評価がよくなったということであり、インターネットのカオスの中でわずかに光を放つようになったということである。努力が取るに足らない程度のことではあるが、結果として表れたことは素直にうれしい。私は当初、旅に関する記事の方がアクセスにつながりやすいと考え、本来重視すべき文学の記事に旅の記事を紛れ込ませることにしたのだが、面白いことに、アクセス解析をしてみると、文学の記事と旅の記事がどちらもほぼ同じ割合で検索されているのである。すなわち、文学の記事は、関連ワードが検索さえされれば、関連する記事が少ないため相対的に上位に表示されアクセスにつながるが、旅の記事は関連する記事が多いため、上位に表示されず、結果的に検索されてもアクセスにはなかなかつながらないのだと予想できる。何が言いたいかというと、ブログ自体の出来栄え、評価(この評価がクセモノでどうしたら評価を上げることができるのか不明)が重要であり、何を書くかではなく、どのように書くのかを考察しなければならない。

さて、アクアイグニスの続き。

宿泊棟から離れに渡る入り口はパスコードを入力しなければならないゲートになっていて、厳かで、特別な世界の入り口という雰囲気が漂う。

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生活感がみじんも感じられないこの平屋はただリラックスするためだけに造られた空間である。奥に見えるのはこの「杉」の部屋の目玉、天井から吊るされた大胆なハンギングチェアである。天上にある留め具、一点で支えていることが了解できるので、大人は恐る恐る腰を下ろすことになり、どこか懐かしい感覚が思い出される。窓は大きく、扉や一つひとつの部屋が広々として、落ち着いた明るい色調で整えられ、全体がやわらかな木材で構成された屋内はとてもやさしく居心地がよい。
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恋の魔法にかけられて いつか結婚の神秘を


ほんものの恋といっても、それはいったいどういうことなのか。それは幻想、うそ、錯覚にすぎないのではないか。人は自分がつくりだすイメージを、それをあてはめる対象よりも、はるかに愛している。愛しているひとを正確に、あるがままに見たとすれば、地上に恋などというものはなくなるだろう。愛を感じなくなったときには、愛していた人は、以前と同じままでも、もう同じひととは見えないのだ。幻想のヴェールが落ちると、恋は消えうせる。   『エミール』 ルソー著より


私は恋を、精神の不安定とみる。それは時に狂気であり、魔法にかかってしまったようでもある。少なくとも私は精神に異常をきたしたとき以外に恋に落ちることは不可能である。”落ちる”とはよく言ったもので、兎角なにか健全さの欠如を表している。

女性はよく、”優しい人が好き”と言うが、これはあまりに主観的な尺度で、すなわち”私が望んでいるときに、その望んでいるものを与えてくれた人を好きになる”ということなのだ。その事実さえ満たされれば、誠意や偶然性などは問題ではない。女性が手ひどく男性を傷つけるのはこうした類の浮気を発揮するからである。もっとも、その望んでいるものを与えることのできない男性に非があることは言うまでもなく、それほど女性とうまくやっていくのは、女性から愛され続けるのは難しいのである。

私は自他ともに認める人間ぎらいである。女性の美しさや可愛さは好むところであるが、思考や人生に対する態度はまったく感心しない。無論、男性も、自分自身であるからなおさら、プライドと虚しさ、孤独な性質は嫌悪さえしている。私との恋愛を欲し、喜びを見出すとしたら、よほど物好きか幻想にどっぷりつかってしまっているかであろう。私はもちろん、その幻想・錯覚に精いっぱいの加担と協力をする。わざとつれなくすることで、追いかける恋を演出したり、あるいは熱烈なアプローチを、ドラマチックな恋を演出することも厭わない。決して私は未来の話はしない。彼女たちが真剣に未来を考え出したとき、それは夢が覚める、魔法が解けるときだ。どうか、深入りしないでほどほどにして立ち去ってくれとどこかで思っている自分がいる。結婚なんてこれっぽっちも考えていなかったから、結婚の話題には閉口せざるを得なかった、誰か彼女を奪い取って幸せにしてあげてくれ、そんな風に願うこともしばしばだった。傷つき、傷つけあうことが多かったのも、形式より中身を重んじたからだと私は信じている。人やモノが手元から立ち去り、なくなるとき、それは役割を終えたのだ、という考えは私の気に入っている。いずれ私にも思いがけない愛欲を伴う結婚があらわれるかもしれない。結婚を否定するつもりはないが、結婚に積極的になる理由も見当たらない。愛する人と結婚が結びつくとも今は思えない。結婚は時間の制限がないようで、あるともいえる。相手があることでもあり、神秘的であることもまた事実だ。
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目標がなければ努力のしようがない


私はそんなあやふやな態度で世の中へ出てとうとう教師になったというより教師にされてしまったのです。幸に語学の方は怪しいにせよ、どうかこうかお茶を濁して行かれるから、その日その日はまあ無事に済んでいましたが、腹の中は常に空虚でした。空虚ならいっそ思い切りが好かったかも知れませんが、何だか不愉快な煮え切らない漠然たるものが、至る所に潜んでいるようで堪らないのです。しかも一方では自分の職業としている教師というものに少しの興味も有ち得ないのです。教育者であるという素因の私に欠乏している事は始めから知っていましたが、ただ教場で英語を教える事が既に面倒なのだから仕方がありません。私は始終中腰で隙があったら、自分の本領へ飛び移ろう飛び移ろうとのみ思っていたのですが、さてその本領というのがあるようで、無いようで、どこを向いても、思い切ってやっと飛び移れないのです。   『私の個人主義』 夏目漱石の講演より


働かないで済むのなら、働かないで済ませたい。そんな思いが私の心のどこかにあったのでしょう、とうとう私は25歳になるまで社会というものを知らず、他人に頭一つ下げることもなかったのです。しかし、そんな毎日を過ごしていても未来は一向に明るく輝いては来なかったのです。太陽がいいほど高くなったくらいに寝床を出る。するとどこからか発動機の音や工夫の掛け声が聞こえてくる。世界というか経済という社会に取り残されている心持がして、また生きるための健闘から逃げているような気がしてのうのうとしているのも間違っているように思えました。友人の一人は主任という肩書を手にし、出世の一途をたどっているというのに、30歳になるまでにキャリアは皆無で、まともに働いたことすらないとなると、一般市民としてやり直しがきかなくなってしまうという厳然たる事実も私は意識し始めました。しかし、時すでに遅く、私に残されていた職業というのは出世の見込みのない、その上、来年、その次と保証のない仕事でした。そのような社内では重要度の低い、あってもなくてもいいような、不注意から拵えてしまった、まあ厄介な仕事ですから、大した責任を担うこともなく、気をもむ必要もないので、その日その日は済んでいきます。ではこれが、生涯続けられる仕事か、人生を捧げるに値する仕事か、と自分自身に問うてみると、なんの意気込みも湧き上がって来ないのでした。

毎日、定められた勤務時間内で与えられた仕事を片付ければ、それでお給料は頂けたので、必要最低限の注意と活力を仕事に注ぎ、仕事の間隙を思索と読書に費やしていました。仕事を終えると身心を整えることに努めました。チャンスが与えられたとき、それをしっかりと掴めるだけの準備はしておこうと思っていたのです、運命の神様は後頭部が禿げているといいますし、けれど、そのチャンスとはいったいどんな種類のものかということに関して見当は全くついていませんでした。ですから、努力をしようにも、何をしたらいいかわからないといった具合で、チャンスらしいチャンスもなく―私自身がそのチャンスの何たるかを了解していないのですから当然です―、時間だけが過ぎていきました。
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洗練されたデザインの温泉リゾート施設 『アクアイグニス』


御在所岳の麓に位置する「湯の山温泉」は都市からさほど離れていない温泉地としては珍しく、本格的な温泉地である。その玄関口に、『アクアイグニス』は手を広げているかのような歓迎の姿を見せている。

mainimage_convert_20160504230741.jpg(HPより)

一目見て、実にモダンだ。とても浴場とは思えない。私は資生堂入社を目指し、デザイナーとして日々仕事をこなし、努力しているKから教えてもらってその存在を知った。『アクアイグニス』はこの浴場のある温泉棟の他、レストラン棟や宿泊棟などからなるリゾート施設になっているのだが、施設一帯が洗練されたデザインで非常に心地よい。元は「片岡温泉」といって泉質は以前からも定評があったようだ。

mainimage1_convert_20160505001405.jpg(HPより)

宿泊棟には趣向の異なる四つの離れ宿があり、それぞれとてもこだわってつくられている。せっかくだからその中の『杉』という離れに泊まることにした。”「杉」は個性的な間取りと家具が特徴で、非日常的な雰囲気を味わいたい方におすすめ。テラスからは露天風呂へと続き、山脈を眺めながら露天風呂を好きな時間に好きなだけ楽しめます。”と紹介されていて、私の気分にぴったり一致したのである。
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hajime

Author:hajime
ぜひ、高校生や大学生などの青年諸君に注意深く読んでもらいたい。むやみに多読する必要はなく、知識や思想の力があれば悩みに打ち勝つこともできるのだ。僕自身が高校時代から現在に至るまで苦悩と苦悶を繰り返しながら、懸命に人生について、「善く生きる」とはどういうことか、ということを真面目に考え、行ってきた事実をここに記している。その内容はきっと青年に役立つであろうと思わないではいられない。

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